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北部の工業団地、生産再開企業も人手難

ベトナムで続く新型コロナウイルス感染第4波の発火点になったバクザン省など北部各省市の工業団地では、一部で生産を再開した企業も当局の社会隔離策による各種の規制で必要な従業員を確保できず、限定的な生産を余儀なくされている。

8日付ベトナム・インベストメント・レビュー(VIR)によると、EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手の鴻海精密工業は、バクザン、バクニン両省にある系列3工場で先月末から生産を再開したが、作業に従事するのは約3,000人と、生産停止前の約1万2,000人体制の4分の1の規模だ。

系列工場の1つ、富裕精密工業(Fuyu Precision Component)の現地法人幹部は「当局には会社による厳しい管理を条件に従業員の復帰を要請しているが、必要な要員は確保できていない状態だ」と語った。同社を含めた3工場で職場に復帰した3,000人も、会社の宿舎に泊まり、シャトルバスで工場を往復しているという。

バクザン省のクアンチャウ工業団地にあるスウェーデンのEMS大手、シレックス・マイクロシステムズ・ベトナムでも従業員の確保に苦心している。感染エリア外に住む従業員が感染リスクを恐れて出勤をためらっているためという。

ハイフォン市のチュラン・デュエ工業団地にある服飾メーカー「クルスタル・セーター」では、今年初めごろから受注が安定的に増えているものの、従業員のうち300人が隔離されて出勤できず、生産に影響が出ている。

バクザン省では5月に4つの工業団地が一時閉鎖された後、これまでに鴻海系列やシレックスを含む11社の生産が再開された。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 電機医療・医薬品その他製造IT・通信マクロ・統計・その他経済社会・事件

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