フィリピンの通信サービス会社コンバージICTソリューションズは3日、通信大手PLDT傘下の2社に出資したと発表した。取引額は750万米ドル(約8億3,000万円)。通信インフラ網の拡大を目指す。
PLDT傘下のデジタル・テレコミュニケーションズ・フィリピン(デジテル)の子会社で、海底ケーブル陸揚げ局を運営するデジテル・クロッシングの40%株を484万米ドルで取得した。さらに、デジテルの子会社アジア・ネットコム・フィリピン(ANPC)の60%株を約266万米ドルで取得した。
デジタル・クロッシングは、アジア間を結ぶ海底ケーブル「イースト・アジア・クロッシング(EAC)」と「シティー・トゥー・シティー(C2C)」の陸揚げ局を運営している。
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