亀田製菓のインド合弁ダワット・カメダはこのほど、国内で生産するインド版・柿の種「KARI KARI(カリカリ)」のアラブ首長国連邦(UAE)とオーストラリアへの輸出を開始したと発表した。
ダワット・カメダの河野純・取締役によると、UAEではフランスの小売り大手カルフール、オーストラリアではドイツの小売り大手アルディで「定番入り」(常時取り扱う商品のリストに入ること)が決まったことから、輸出を開始した。UAEのドバイ、オーストラリアのシドニーとパースで購入可能になるという。
UAE向けの初出荷は2月末に行った。UAE以外の中東諸国への販路拡大も予定。インドを生産拠点として将来的に、世界のより多くの国にカリカリを輸出していく計画だ。
カリカリは、昨年1月にインドで発売した。北部ハリヤナ州ソニパットの工場で生産している。現在は大都市の大手スーパーを中心に1,000カ所の実店舗と、米系アマゾン・インディアや地場フリップカート、ビッグバスケットといった大手インターネット通販サイトで販売している。3月末には自動販売機70台での取り扱いも開始。自販機への商品投入も拡大していく方針だ。
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