タイの一部で大気汚染が深刻化しているもようだ。天然資源・環境省公害管理局の大気質・騒音管理部によると、27日午前7時時点で、北部と東北部の20県で大気中に浮遊する2.5マイクロメートル(ミクロン)以下の微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が、同局の安全基準である1立方メートル当たり50マイクログラムを上回った。ネーションが27日報じた。
20県は、北部のチェンライ、メーホンソン、チェンマイ、ナーン、プレー、ウタラディット、スコタイ、ピサヌローク、カンペンペット、東北部のノンカイ、ルーイ、ナコンパノム、サコンナコン、コンケン、カラシン、ロイエット、チャイヤプーム、ウボンラチャタニ、ナコンラチャシマ、ブリラム。
地域別でPM2.5の1立方メートル当たりの濃度は、北部が35~145ミクロン、東北部が50~73ミクロン、中部と西部が9~32ミクロン、東部が12~19ミクロン、南部が9~22ミクロン。バンコク首都圏は13~35ミクロンだった。
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