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日系3社、日本の冷凍食品を拡販

IT企業のテックファームホールディングス(東京都新宿区)のグループ会社で、農水産物流通ソリューションを手掛けるWe Agri(ウィアグリ、東京都中央区)は、日系2社と共同で、シンガポールで日本の冷凍食品などの販売を拡大する。日本からシンガポール向けの冷凍食品・冷凍ミールキットの輸出額を、3社共同で現在の数百万円程度から5年後に5億円に増やす考えだ。

ウィアグリとJTB、ABCモール(静岡市)の3社がコンソーシアム(企業連合)を組み、日本の冷凍フルーツ大福、冷凍押しずし、冷凍漬け丼セットなどの冷凍食品・冷凍ミールキットの販売・プロモーションを実施する。

具体的には、日本の地域・生産者の参画を促進するほか、輸出商材の選定、冷凍輸送、輸出入業務、現地での冷凍保管や販売を手掛ける。3社がそれぞれ保有する越境電子商取引(EC)サイトなどでの販売、ターゲット層への訴求、販路拡大の営業活動なども行う。

テックファームホールディングスの広報担当者によると、新型コロナウイルスが流行する中、外食を控えて自宅で食事をとる人が世界的に増え、中食やデリバリー、通販の需要が拡大しているという。

特にシンガポールは1日に3食外食をする文化が根付いており、コロナ禍による行動の変化の影響が大きいと判断し、販売を強化することにした。ウィアグリが現地法人を持ち、既に商流形成ができていることや、日本食の需要が高いことも、後押しとなった。

シンガポールでは、日本食は「高級食品・食材」のイメージが強く、メインターゲットは富裕層だったが、冷凍食品の特徴である賞味期限の長さを生かしてまとめて仕入れることなどで物流コストを低減する。日本食の消費拡大につなげる。

今回の事業は、日本の農林水産省の「令和2年度海外フードバリューチェーン再構築緊急対策事業」に採択されている。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 食品・飲料運輸IT・通信マクロ・統計・その他経済

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