フィリピンのマニラ首都圏近郊ラグナ州サンタロサにあるクアリメド病院で、英アストラゼネカ製ワクチンの接種が始まった。同社製ワクチンの接種は首都圏外で初となる。新型コロナウイルス対策本部が7日、明らかにした。
エドウィン・メルカド副院長が、同病院での接種第1号となった。政府は同病院にアストラゼネカ製ワクチン150回分を供給しているほか、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製も300回分を提供している。
同病院は財閥アヤラ・コーポレーションの医療部門アヤラ・ヘルスケア・ホールディングス(ACヘルス)が運営する。パオロ・ボロメオ社長兼最高経営責任者(CEO)によると、従業員378人全員がブランドを問わずワクチン接種を希望している。
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