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国軍包囲網築けず、対立激化

死者50人超、都市部は小売店閉鎖

ミャンマーでは3日、国軍の武力行使が原因とみられる抗議デモの死亡者が少なくとも38人に達した。クーデター発生後で累計50人を超え、欧米などが相次ぎ厳しい非難を表明。ただ国軍との関係が強い中国は一貫して批判を避け、国際的な包囲網は築けない状態だ。4日もデモは全国で続き、対立は激化している。最大都市ヤンゴンでは大手スーパーが全店舗を閉鎖し、料理宅配サービスも安全確保のためサービスを停止した。