今の子どもたちが大人になったとき、彼ら彼女らは今はまだ存在しない職業に就いている――。こういった話を聞くたびに「確かに、ビッグデータの解析者やインフルエンサーなど、子どもの頃は想像していなかったよな」と考えている。
そんな中、またも聞いたことのない職業の人に出会った。ドローン(小型無人機)の飛行免許インストラクターだ。公園などでドローンを飛ばす人は時折見掛けるが、おもちゃのラジコンのようなものに感じていたため、飛行免許制度が整備されていることや、インストラクターをなりわいにしている人がいることに驚いた。20代前半の彼は、兵役中は軍のドローン部隊の飛行指導なども行っていたという。
空き地でドローンを飛ばしている姿は、正直夏休みの小学生をほうふつとさせる。ただこれも立派な職業。今後はどんな新しい仕事が生まれるのだろうか。(薩)
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