NNA ASIA

中国の豪投資、規制影響で昨年は61%急落

中国によるオーストラリアへの投資額が、2020年に約10億豪ドル(約826億円)となり、前年比で61%急落したことが分かった。投資件数は20件となり、投資額が160億豪ドルでピークとなった16年時点の111件と比べると大幅に縮小した。両国間の関係悪化や新型コロナウイルス流行による打撃など、複数要因が絡み合った結果とみられるが、特にオーストラリア連邦政府による外国投資規制強化が最大の影響を与えたとみられている。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)などが伝えた。