インドネシアの調査機関メディア・スルベイ・ナショナル(メディアン)は15日、1月31日~2月3日に実施した世論調査で、首都ジャカルタ特別州アニス・バスウェダン知事の実績に「満足している」と回答した人の割合が52.5%だったと発表した。
調査はジャカルタに住む有権者400人を対象に対面で実施。アニス知事の実績で評価する点として、▽コロナ対策の必需品配布▽インフラの向上▽公共交通機関の整備――などが挙がった。
一方、実績に「不満足」「非常に不満足」と回答した人は、それぞれ30.0%、2.5%だった。不満な点は▽経済・失業問題▽コロナ対策▽洪水対策――などだった。
メディアンは、次期ジャカルタ特別州知事選の候補者と目される人たちについても調査。アニス知事を支持する人の割合が42.5%で首位だった。2020年7月調査での40.0%から、2.5ポイント上昇した。
昨年12月の内閣改造で社会相に就任したトリ・リスマハリニ前東ジャワ州スラバヤ市長が4.2%から19.3ポイント伸ばし、23.5%で2位に付けた。同じく内閣改造で観光・創造経済相に任命されたサンティアガ・ウノ氏(ジャカルタ特別州の前副知事)は、8.7ポイント下落の5.5%で3位だった。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。