楽天は19日、楽天銀行や楽天カードなどが出資する台湾のインターネット専業銀行の楽天国際商業銀行が営業を開始したと発表した。台湾初のネット専業銀行が開業したことになる。
聯合報などによると、当面はオンラインでの口座開設や預金、アプリを使った振り込み、融資の即時審査といった金融サービスを手掛ける。口座を開設した市民には銀行カードが送付され、日本のATM(銀行自動預け払い機)を使って日本円を引き出すことができる。楽天の優遇プログラム「ハッピープログラム」に基づいて、金融サービスの利用者に楽天ポイントを付与する。今年6月末までは開業を記念した各種優待サービスを展開する。
楽天国際商業銀行は楽天銀行と楽天カード、台湾の中堅金融持ち株の国票金融控股(IBFフィナンシャル・ホールディングス、国票金)が出資する。昨年12月に営業ライセンスを取得していた。
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