インターネットの普及により、インドの都市部と農村部にあった情報格差はほとんど解消されたといって良さそうだ。
ある村の小売店の店主は、大部分の商品をアマゾン・コムといった電子商取引(EC)サイトで調達していると話す。以前は都市部まで買い付けに出かけていたというから、だいぶ仕事が楽になったのではないか。ECに出店する卸売業者の数は、日々増加しているという。
販売の面でも農村部でのEC活用は進む。あるスタートアップはソーシャルメディアを使って、農家と消費者を結びつけるビジネスを展開。スタートアップが取り扱う農産物の詳細を投稿し、購入を希望する消費者に農家の連絡先を共有する仕組みだ。
さらに北東部トリプラ州の遠隔地では、学生がネットでLED電球の製造技術を学び、起業。ネットで材料を仕入れて生産を始めたというからすごい。(虎)
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