改装工事中のサリナ百貨店からお宝発見! 先週こんなニュースが舞い込んだ。見つかったのは、高さ3メートル、幅12メートルもの巨大な石のレリーフ。百貨店の機械室に放置されたままになっていた。
インドネシア初の百貨店として、日本の戦後賠償で建設されたサリナ百貨店。巨大レリーフも、芸術品をこよなく愛したスカルノ初代大統領が制作を依頼したとの説もある。50年以上も前の作品だが、ほぼ原形をとどめている。
サリナ百貨店は改装後、大型複合施設に生まれ変わる計画だ。工事現場を視察したエリック国営企業相は、レリーフを修復して改装後に展示するように指示した。工事は8月の独立記念日の完工を目指して急ピッチで進む。リニューアルした近代的建物と、歴史ある芸術作品がどんな風に融合して展示されるのか。新名所の再オープンが待ち遠しい。(麻)
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