中国税関総署の李魁文報道官は14日の会見で、税関は同日午前0時までに低温輸入食品のサンプル129万5,692点に対して新型コロナウイルスの検査を実施し、うち47点からウイルスを検出したと明らかにした。中国では、ウイルスに汚染された輸入冷凍食品が国内における感染源の一つとの見方がある。
低温輸入食品やその包装からウイルスが検出された場合、中国はそのメーカーからの輸入を一時停止する措置を取っている。李氏によると、これまでに同措置の対象となった海外メーカーは39社。このほか、従業員の新型コロナ感染が確認された21カ国の124社からも輸入を停止したという。
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