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日系2社のベトナム特別便、3月に増便

日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は、今年3月に東京からベトナム二大都市(ハノイ、ホーチミン市)への特別便を計18便運航する。2月は現地でテト(旧正月)休暇期間があることなどが影響して12便となる予定で、3月に再び増える。一方、日本の新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言により、ベトナムから日本への定期便が減る可能性がある。

ハノイ到着便は2月が6便、3月が11便。ホーチミン市到着便は2月が6便、3月が7便となる。ベトナムのグエン・スアン・フック首相がこのほど、2月中旬の旧正月まではベトナム人の帰国便などを最小限にとどめる方針を示したが、外国人を乗客とする特別便は運航を継続できる見通しだ。

ただ、新型コロナの変異種が世界で流行してきていることにベトナム政府も警戒感を強めており、ベトナム行きの特別便も突然の欠航など制限がかかるリスクがある。書類などの準備にも十分な時間が必要で、必要な手続きや最新情報は在ベトナム日本大使館のウェブサイト<www.vn.emb-japan.go.jp/>内の「ベトナムへの入国を希望する皆様へ」で確認できる。

■3月28日の時間変更に注意

3月28日にはANAが成田―ハノイ線のダイヤを変更する予定で、乗客に注意を呼び掛けている。成田発ハノイ行きが朝便から夜便へ、ハノイ発成田行きが深夜出発、翌日の朝着となる。時間帯は、JALが現在運航する便とほぼ同じとなる。

ANAの成田発ハノイ行き特別便は、3月27日の便までが午前9時15分(いずれも現地時間)発、午後1時40分着。同月31日の便からは午後6時45分発、午後10時15分着となる。一方、ハノイ発成田行き定期便は、3月27日までが午後2時40分発、午後9時15分着。28日以降は、午後11時35分発、翌日午前6時45分着となる。定期便は、2月が週5便(11~17日除く)、3月が毎日運航となる。

JALは、日本発の特別便はハノイ、ホーチミン市行きそれぞれを夜に運航。ベトナム発定期便の3便のうち、ハノイからは深夜発、朝到着となっている。3月28日に夏季ダイヤとなり、時刻を変更するとしているが、14日正午時点で詳しい情報は出ていない。

ANAは昨年、日本からベトナムへの特別便を38回運航し、2,000人以上の入国を実現させた。国際移動が制限される中、日系航空2社の特別便の利用が、一般的な日本人ビジネス関係者のベトナム入りの唯一の手段となっている。

■日本の入国規制、定期便を左右

菅義偉首相は13日、ベトナムを含む11カ国・地域との間で例外的に認めていた外国人ビジネス関係者の往来を一時停止すると表明した。ベトナムから日本に渡るのは、技能実習生などベトナム人労働者が多い。航空業界の関係者は「ベトナム発の旅客便数が見直される可能性が高い」と指摘しており、日本の緊急事態宣言が解除されるまでの動向を注視する必要がある。

14日午前0時からは、一部の国・地域との合意に基づく長期滞在者向け「レジデンストラック」、短期出張者向け「ビジネストラック」による外国人の入国を停止。緊急事態宣言が解除されるまでは全世界からの外国人の入国を認めない「鎖国状態」となった。

両制度に基づく有効な査証(ビザ)を既に持っている人は、今月21日午前0時までならば原則的に入国を認めるが、猶予は約1週間と短い。ビジネストラックで認めていた14日間待機の緩和措置も認めないこととしている。日本の緊急事態宣言の期限は2月7日となっている。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 医療・医薬品運輸マクロ・統計・その他経済

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