インドネシアのジョコ・ウィドド政権の新閣僚の任命から3週間余り。内閣改造では所属政党や経歴が注目されるが、意外なものに注目が集まっている。新閣僚らがそろって着用していた青色のパーカーだ。
着用していた衣服に注目が集まるのも面白いが、実はこのパーカー、日本でも買える商品ということが分かった。普段着を扱う、日本国内最大手の生活衣料品メーカーの製品である。首都ジャカルタのショッピングモールでも目にする日本ブランドの製品を、国産にこだわるインドネシア政府が採用したことは、珍しく映る。パーカーは、小さく折りたためて、さっと羽織ることができ、紫外線対策も兼ねる機能的な製品だという。
今年も新型コロナ対策、経済再建など難題は多い。新閣僚らにもパーカーのように機能的に国難に立ち向かってほしいということか。(純)
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