台湾労働部(労働省)労働力発展署によると、2020年11月の「卸売・小売業」の求人数は前月比7.4%増の1万2,514人だった。直近3カ月で最多だった。
労働力発展署が公営就業サービス機関で11月に登録された求人・求職者数をまとめた。
労働力発展署によると、毎年11月11日に行われるインターネット通販の一大販促イベント「双十一」のほか、クリスマスや年末年始の商戦に向けた人材募集が求人数を押し上げた。
卸売・小売業の職種別の求人を見ると、「店舗の販売員」が最多で、以下は「商業販売代表(営業員)」、「包装・関連作業員」と続いた。3職種が全体の5割近くを占めた。
11月の新規求人数は前月比4.6%減の9万7,450人。新規の求職者数は前月比0.4%増の5万5,387人だった。求人倍率は1.76倍。
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