中国人民銀行(中央銀行)が27日発表した第3四半期(7~9月)の決済システム運用統計によると、同期のモバイル端末を使った決済額は116兆7,400億元(約1,846兆4,000億円)で、前年同期比35.6%増加した。決済件数は26.5%増の344億9,500万件だった。
モバイル決済を含む電子決済全体では、決済額が696兆4,400億元、決済件数が649億7,700万件。モバイル決済以外では、インターネット決済が11.3%増の551兆6,000億元などとなった。
銀行カードによる取引額は6.9%増の235兆7,200億元、取引件数は11.7%増の975億7,200万件だった。
9月末時点で発行済みの銀行カード枚数は87億9,800万枚で、6月末から1.6%増えた。1人当たりの平均保有枚数は6.28枚となった。
9月末時点の現金自動預払機(ATM)設置台数は102万9,100台で、6月末と比べ2万3,100台減少した。
第3四半期の手形取引件数は前年同期比18.5%減の3,778万4,300件、取引額は6.1%減の30兆2,800億元だった。このうち小切手は3,218万2,900件、25兆2,300億元で、それぞれ20.7%、7.4%減少した。
第3四半期に行われた非現金決済は11.5%増の1,000億5,700万件、金額ベースでも12.7%増の1,043兆2,200億元となった。
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