米レンタカー大手エイビス・バジェット・グループは、ミャンマー事業の拡大に約400万米ドル(約4億1,800万円)を投じる計画だ。保有車両の拡充や新たな営業所の開設などに充てる。ミャンマー・タイムズ(電子版)が24日伝えた。
エイビス・ミャンマーは400万米ドルを投じ、2021年には保有台数を現在の3倍に増やし、首都ネピドーと第2の都市マンダレーの2カ所に事業所を新たに開設する。
同社は最大都市ヤンゴンに本社と営業所を構え、個人や法人向けに短期と長期のレンタカーサービスを提供している。
新型コロナウイルスの感染拡大による規制強化に加え、観光客や外国人投資家の来訪が激減したことでレンタカー業界は大きな打撃を受けた。このような環境下で、エイビス・ミャンマーは、社員の公共交通機関利用を避けたいと考える企業向けに、レンタカー、運転手、燃料、保険、ルート管理、消毒などをセットにしたサービスを展開。需要の掘り起こしを進めている。
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