フィリピンの財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)は18日、ブラカン州で20万キロワット(kW)の太陽光発電所を建設すると明らかにした。同州で計画する新マニラ国際空港(NMIA、ブラカン国際空港)向けに電力を供給する。ビジネスワールドなどが伝えた。
太陽光発電施設は、2,500ヘクタールの用地に建設する。ラモン・アン社長は「国内最大級の施設となる」と述べ、発電子会社SMCグローバル・パワー・ホールディングスを通じて拡大している再生可能エネルギー事業の一つになると説明した。
ブラカン空港の総工費は約7,400億ペソ(約1兆6,000億円)で、年内にも着工を目指している。空港に隣接する空港都市の開発や周辺の大規模なインフラ整備も予定する。
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