フィリピンの建設大手メガワイド・コンストラクションは11日、マニラ首都圏にあるニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の改修・拡張計画で、インドのインフラ大手GMRインフラストラクチャーが40%の資本参加に合意したと発表した。
改修事業を巡っては、メガワイドとGMRのコンソーシアムが優先交渉権を得ているが、財務能力が疑問視されている。これに対し、メガワイドは財務基盤は強固で改修事業の全工期を賄えると説明。政府の条件を順守しつつ、世界水準の空港に刷新する方針を示した。
メガワイドとGMRは、中部セブ州のマクタン・セブ国際空港(MCIA)の拡張・運営事業も合弁で請け負っている。GMRはインドの首都ニューデリーのインディラ・ガンジー国際空港(IGIA)などの開発・運営を手掛けている。
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