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首相、憲法改正の支持表明

独外相は「国王の行動注視」

タイで学生ら若者が連日開催している反体制デモの対応を協議するための臨時国会で、プラユット首相は26日、憲法改正の手続きを進める考えを示した。憲法改正は学生らが主張する3つの要求の1つで、政府は早期の事態収束を図りたいもようだ。一方、学生らは同日に首都バンコクのドイツ大使館に、ワチラロンコン国王が普段滞在するドイツから国事行為を行っているかどうかを調査するよう要望。ドイツのマース外相が「国王の行動を注視している」と述べるなど、外交問題に発展する可能性も出てきた。