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複合アストラ、1~9月は実質49%の減益

複合企業アストラ・インターナショナルの1~9月の連結決算は、主力の自動車事業の不振などで2桁減益となった(同社提供)

複合企業アストラ・インターナショナルの1~9月の連結決算は、主力の自動車事業の不振などで2桁減益となった(同社提供)

インドネシアの複合企業アストラ・インターナショナルが10月26日に発表した1~9月の連結決算は、純利益が前年同期比12%減の14兆ルピア(約1,001億1,000万円)だった。中堅銀行バンク・プルマタの株式売却益を差し引くと、純利益は49%減の8兆2,000億ルピアと大幅に落ち込んだ。売上高は、26%減の130兆3,500億ルピアだった。

新型コロナウイルス感染症の影響で、自動車と二輪車の販売が大幅に減少し、金融部門では貸倒引当金が増加した。石炭価格の下落による重機販売・鉱業部門の不振も響いた。

自動車部門の純利益は前年同期比70%減の1兆7,960億ルピアだった。アストラ系列の四輪車販売台数(ディーラーへの出荷ベース)は51%減の19万2,400台で市場シェアは52%を維持した。第3四半期(7~9月)の販売台数は、前期の9,700台から約5.5倍の5万3,000台に増加した。

アストラ・ホンダ・モーターの二輪車の販売台数は前年同期比38%減の230万台だった。第3四半期の販売台数は、前期の24万4,000台から約3.5倍の84万9,000台に増加した。

金融部門の純利益は前年同期比36%減の2兆7,590億ルピアだった。不良債権の拡大による貸倒引当金の増加により、自動車ローン事業の純利益は39%減の6,690億ルピア、二輪車向け融資を主力とするフェデラル・インターナショナル・ファイナンス(FIF)の純利益は37%減の1兆2,000億ルピアに落ち込んだ。

一方で、農園部門の純利益は4,640億ルピアと、パーム油価格の上昇により前期に比べて約5.2倍の増益となった。

アストラのジョニー・ブナルト社長は「1~9月の業績は前年同期に比べて悪化したが、1~6月に比べると新型コロナ対策の緩和により改善の兆しが見えてきた。ただし、新型コロナの流行と、その影響を抑えるための取り組みは今後も続く見通しで、年末まで業績に影響するだろう」と述べた。


関連国・地域: インドネシア
関連業種: 自動車・二輪車農林・水産金融天然資源マクロ・統計・その他経済

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