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オートバックス、PTGエナジーが経営主導

自動車用品店を展開するオートバックスセブンは21日、タイの連結子会社のサイアム・オートバックス(SAB)について、出資比率を49.97%から11.71%に引き下げたと発表した。議決権割合は52.44%から12.29%に低下し、連結対象から外れた。今後は株式の譲渡先であるタイの給油所運営大手PTGエナジーが、同国における自動車用品店「オートバックス」事業を主導する。

オートバックスセブンは20日、SABの株式の38.26%に相当する650万株(議決権割合40.15%)を第2株主であるPTGエナジーに譲渡した。譲渡額は明らかにしていない。この結果、SABの出資構成はPTGが最大の76.52%(議決権80.29%)、オートバックスセブンが11.71%となった。他に消費財大手サハグループの2社を含む4社がそれぞれ2.94%を保有する。

オートバックスセブンは、SABの株式譲渡の理由について「海外事業の不採算の小売事業を縮小し、収益性の高い卸売事業を拡大することで、収益性と資本効率の改善を図る一環」と説明。広報担当者は、NNAに対し「タイの商いの流れを含め、PTGに現地のハンドリングを任せるのが妥当と判断した。ただし縮小したとはいえ今後も出資関係は残るので、これまでとは異なる形でタイのオートバックス事業に関わっていく」とコメントした。オートバックスセブンの従業員が兼務しているSABの代表を含む3人の取締役は追って交代し、今後の出店計画などはPTGが主導する。

一方、PTGエナジーは、20日にタイ証券取引所(SET)に提出した報告で、「SABへの出資比率の拡大によって、今後はより柔軟な事業戦略を描けるようになる」と説明した。

オートバックスグループは、2000年にタイ1号店をオープン。06年にサハグループなどとSABを設立した。17年に実施したSABの増資にPTGが応じ、オートバックスに続く第2株主となった。自動車用品店「オートバックス」は現在、首都バンコクを中心に計17店舗を展開している。

2019年11月にオープンした「オートバックス」のタイ17号店=タイ・バンコク(オートバックスセブン提供)

2019年11月にオープンした「オートバックス」のタイ17号店=タイ・バンコク(オートバックスセブン提供)


関連国・地域: タイ日本
関連業種: 自動車・二輪車小売り・卸売り

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