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9月から就労ビザの要件厳格化

専門職、最低月給4500Sドルに

シンガポール人材開発省は27日、外国人の就労ビザの取得要件を厳格化すると発表した。専門職向け就労ビザ(エンプロイメント・パス=EP)の取得に必要な最低月給額は4,500Sドル(約35万円)に引き上げる。9月1日以降の新規申請から適用する。中技能の熟練労働者向けのSパスの最低月給額も改訂する。新型コロナウイルスの感染拡大で経済情勢が悪化する中、国民の雇用を保護するのが狙い。企業は人材戦略の見直しを迫られそうだ。