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最賃0.8%引き上げ、蔡政権で上昇幅最小

台湾労働部(労働省)は18日、2021年の最低賃金を決める「基本工資(最低賃金)審議委員会議」を召集し、月給ベースは従来から0.84%引き上げることを決めた。金額では2万4,000台湾元(約8万6,300円)となり、現行から200元上がる。最低時給は現行から1.26%引き上げ、160元とする。蔡英文総統が16年に就任してから最低賃金の引き上げは5度目だが、月給の引き上げ幅は最小となった。