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東南アのEC利用者3億人へ

予測を5年前倒し、コロナで加速

東南アジアで電子商取引(EC)の利用が急速に拡大している。EC利用者は年内に3億人を超え、既存の予測では2025年に達すると見込んでいた水準に5年前倒しで到達する見通しだ。新型コロナウイルス感染症の流行で消費者の購買行動が変化していることが背景にある。域内市場を狙う小売業者にとっては、実店舗とECそれぞれの役割に加え、EC独特の配送網の在り方などを念頭に販売戦略を立てることが重要となりそうだ。