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英スタンチャートに新資格付与、金融庁

シンガポール金融管理庁(MAS、中央銀行に相当)は3日、英金融大手スタンダード・チャータード(スタンチャート)の現地法人に「国内市場に根付いた外資銀行(SRFB)」という新資格を付与すると発表した。SRFBの付与は今回が初めて。拠点の追加開設といった優遇措置を与え、国内金融業界の活性化につなげるのが狙いだ。

スタンチャートの現法であるスタンダード・チャータード銀行(シンガポール)は現在、支店増設などの優遇措置を受けられる認定フルバンク(QFB)資格を取得している。QFBは、支店と支店外の現金自動預払機(ATM)の拠点を最大25カ所開設できるほか、QFB認定行間でATMを共有できるといった優遇措置を受けられる。

SRFBでは、追加優遇措置としてさらに25カ所(このうち支店は10カ所)、QFBと合わせて計50カ所の拠点開設を認める。スタンダード・チャータード銀行(シンガポール)のSRFB資格は今月3日から有効となる。

SRFBは、現地法人を設立したQFB認定行のうち国内市場で重要な位置を占めており、シンガポールが自由貿易協定(FTA)を締結した国に本店がある銀行に付与する資格。全体の枠組みは、2012年にMAS議長を兼務していたターマン・シャンムガラトナム財務相(当時)が発表していた。

MASは、SRFBの優遇措置を拡大することも検討する。認定基準を上回る高い評価を得ているSRFB行を対象とする。該当する銀行には国内で合弁を含む新子会社の設立を認め、デジタルバンキングなど新事業に取り組んでもらう。

地場銀と同様の事業展開を認めることで、地場銀を補完する外資銀の役割を強化し、金融業界全体の成長につなげる。

QFB資格を持つ外資銀行は現在、スタンチャートを含めて9行ある。邦銀はまだ取得していない。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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