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カジノリゾートMBS、4~6月は大幅赤字

MBSの4~6月期決算は新型コロナの影響で1億1,300万米ドルの赤字に沈んだ=シンガポール湾岸部(NNA撮影)

MBSの4~6月期決算は新型コロナの影響で1億1,300万米ドルの赤字に沈んだ=シンガポール湾岸部(NNA撮影)

シンガポールでカジノ統合型リゾート(IR)を運営するマリーナ・ベイ・サンズ(MBS)の2020年4~6月期決算は、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が1億1,300万米ドル(約121億円)の赤字に沈んだ。新型コロナウイルス感染症による外出規制で、約3カ月間の臨時休業を強いられたことが響いた。

前年同期のEBITDAは3億4,600万米ドルの黒字だった。20年4~6月期の売上高は2,300万米ドルとなり、前年同期の6億8,800万米ドルから約30分の1に縮小した。

部門別では、主力のカジノが前年同期の4億6,800万米ドルから700万米ドルへと99%減少。ホテルは99%減の100万米ドル、飲食店は97%減の200万米ドル、商業施設は93%減の300万米ドルと減少幅が軒並み9割を超えた。展示会場は63%減の1,000万米ドルだった。

MBSは、シンガポール政府が4月7日から職場・学校を閉鎖するサーキットブレーカー措置を導入したのに合わせて営業を中止。経済・社会活動の制限を3段階に分けて解除する第2期が始まった6月19日から、会員限定でショッピングモール「ザ・ショップス」の営業を一部再開した。

7月1日には、会員などを対象にカジノの営業を再開。同月17日にはホテルを再オープンした。ただサンズ・エキスポ・アンド・コンベンション・センターやナイトクラブ、劇場は引き続き休業している。

シンガポール政府は昨年4月、MBSを含む国内IRの規模を拡張すると発表していた。MBSの親会社である米カジノ運営大手ラスベガス・サンズは、「当社の財務基盤は強固であるため、当初の計画通り拡張事業を進める」と説明。「今後は旅行・観光業が徐々に回復すると見込んでおり、業績の成長を期待している」との見通しを示した。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 観光メディア・娯楽マクロ・統計・その他経済

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