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豪の入国者数さらに削減へ、運賃高騰の便も

オーストラリアではきょう20日から、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、シドニー空港に着陸する国際線一便当たりの乗客数の上限をこれまでの50人から30人に削減する。実施期間は8月8日まで。ビクトリア州で新型コロナの新規感染者数が増加したため、連邦政府は13日から入国者数の大幅減に踏み切ったが、規制をより強化することで検疫システムの負担軽減を図る狙い。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

今回の決定により、海外からの入国者数の上限はシドニー空港で1日当たり350人となる。パース空港(週当たり525人)とブリスベン空港(同500人)の上限数は変わらない。メルボルン空港も、国際線の着陸は引き続き認めない。

乗客数の上限がさらに制限されたことを受け、各社は対応に追われているほか、航空運賃にも影響が出ているようだ。カタール航空のドーハ発シドニー行きの便のビジネスクラス片道運賃は17日時点で1万2,000豪ドル(約89万円)と、新型コロナ発生以前と比べ2倍以上となったほか、エコノミークラスの片道運賃は2,500~3,000豪ドルで、8月第2週目まで満席となっている。

シンガポール航空は、乗客数が上限に達した便のオンライン販売を一時停止した。既に予約済みにも関わらず、今回の措置を受けて搭乗できない乗客に関し、同社の広報担当者は「適宜対応していく」と話した。

一方、現在海外にいてオーストラリアへの帰国を望むオーストラリア人を巡り、外務貿易省の広報担当者は「政府は引き続き、オーストラリア人が商業フライトで帰国できるための手段を模索している」と述べた。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済社会・事件

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