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大統領、検査態勢強化を指示

首都は活動制限強化も、感染増で

インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は13日、PCR検査の実施件数を1日当たり3万件以上に増やすよう関係機関に指示した。首都ジャカルタをはじめとする主要地域で新型コロナウイルス対策「大規模な社会的制限(PSBB)」が緩和傾向にある中、新規感染者数が増えていることへの危惧をあらわにした。ジョコ大統領が検査態勢の強化や衛生規律の徹底により感染の抑制を図る一方、ジャカルタ特別州のアニス知事は、再び活動制限を強化する姿勢をみせている。