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新界・沙田の工業用地、中国移動が落札

香港政府地政総署は8日、新界・沙田の工業用地の競売で、中国の通信大手、中国移動通信集団(中国移動、チャイナ・モバイル)の香港子会社が約56億HKドル(約775億円)で落札したと発表した。中国移動は落札した用地に、データセンターを建設する計画だ。

落札したのは中国移動の香港子会社、数拠空間。土地は新界・沙田の松頭下路と桂地街に近接し、敷地面積は9,178平方メートル。地政総署は落札条件として、敷地内に305台の公共駐車場を設置するよう求めている。

9日付信報などによると、落札額は市場予想を49%上回り、工業用地としては最高値を更新した。1平方フィート(約0.09平方メートル)当たりの落札額は5,967HKドルで、IT企業の新意網集団(サンイービジョン)が2018年に過去最高額で落札した新界・将軍澳の工業用地を32.6%上回った。

米不動産サービス大手クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)香港法人の査定・コンサルティングサービス部エグゼクティブディレクターを務める黄倹邦氏は、建設費や設備の導入などにかかる総事業費は100億HKドルを超えるとみている。

競売には中国移動のほか、香港の不動産開発大手、新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)や長江実業集団(CKアセット・ホールディングス、長実)の子会社など8社が応札した。


関連国・地域: 中国香港
関連業種: 建設・不動産IT・通信マクロ・統計・その他経済

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