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テイクオフ:10日の総選挙を前にシ…

10日の総選挙を前にシンガポールは今、選挙戦の真っただ中にある。といってもコロナ禍で集会は禁止され、専らテレビやネットを使った静かな戦いだ。

有権者に直接訴えられない分、テレビの政見放送が果たす役割は大きい。与党の立候補者は演説慣れしている人が多く、分かりやすく簡潔に政策を訴える。ただ内容は地元選挙区での活動の成果や、政府の方針をあらためて強調するもので聞き慣れた話が目立つ。一方、普段あまり耳にすることのない野党の演説には「政府会計に透明性を」「閣僚報酬が高すぎる」などさまざまな意見があり、ある意味新鮮だ。

最大野党、労働者党(WP)の書記長が「政権を担うことはできないが、多様な意見を反映させてバランスの取れた国会にしたい」と率直に話していたのが印象的だった。各党の公約に国民がどう審判を下すか。外国人にとっても気になるところだ。(雪)


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 政治社会・事件

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