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豪6月新車、6.4%減も11万台以上に

6月のオーストラリアの新車販売台数が、11万234台と前年同月比6.4%減となったものの、先に伝えられた最大で9万5,000台とする速報値を大きく上回った。4月と5月はそれぞれ、48.5%減と35.3%減だった。6月の販売は業界の予想を超えたが、海外工場の生産停滞などでディーラーの在庫確保がままならないことから、7月以降の販売が伸び悩むとの声も出ている。

オーストラリアの新車市場でシェア47.1%を占めるスポーツタイプ多目的車(SUV)は、5万1,931台と2.9%減。SUVを除く一般乗用車は26.1%減の2万5,036台だった。

州・準州・特別区別では、首都圏特別区(ACT)が13.6%増となったほか、◆南オーストラリア州:3.6%増◆西オーストラリア州:3.2%増――と新型コロナの感染が抑えられている州で増加した。一方、ビクトリア州が43.6%減となったほか、◆ニューサウスウェールズ州:7.7%減◆クイーンズランド州:1.9%減◆タスマニア州:16.1%減◆北部準州:4.6%減――と減った。

■日本車6モデルが上位10位内に

メーカー別では、トヨタが7.9%増の2万2,867台で首位を維持。2位は前月に続きマツダだった。

モデル別では、トヨタの「ハイラックス」(1位)や「カローラ」(3位)、「RAV4」(5位)、「プラド」(7位)の4モデルが上位10位内に入った。2位はフォード「レンジャー」で、日本のメーカーではほかに三菱自動車「トライトン」(4位)とマツダ「CX―5」(6位)も好調で、上位10位内に日本車が6モデル入った。

■レクサスが60%増

高級車市場では、ドイツの高級車メーカー、メルセデス・ベンツが31.4%増の4,437台となった。トヨタ「レクサス」は60%増の1,560台となり、6月単月としては過去最多だった。

自動車産業会議所(FCAI)のウェーバー代表は、新型コロナ関連の規制が緩和されたことや、会計年度内の即時減価償却を狙った需要増加で、やや回復したと述べた。ただ、新車市場が完全に回復した訳ではないとしている。

オーストラリア自動車ディーラー協会(AADA)のジェームズ・ボートマン会長は、前年より新車販売が7,500台以上少ないと述べ、27カ月連続で減少していると指摘した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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