• 印刷する

除菌ロボットで提携、明成・ドーグら3社

化学品専門商社の明成商会(東京都中央区)は、自動運搬ロボット・ベンチャーのDoog(ドーグ、茨城県つくば市)と空気清浄機などを手掛けるシンガポールのメドクリンの2社と、オゾン除菌の自動運転システムの展開で提携した。新型コロナウイルスの流行で高まる、ロボットを利用した公共空間の除菌・消毒需要を取り込む。

明成商会シンガポール支店の片岡政春支店長が2日、NNAに明かした。3社が提携するのは初という。ドーグの自動追従運搬ロボットに、メドクリンのオゾン除菌システムを搭載した「オゾン除菌自動運転システム」の実用化に取り組む。

同システムは、操縦者がいなくても定められた空間を自動走行で移動しながら、空間のオゾン除菌を行うことが可能。空港施設などでは24時間、オフィスや幼稚園、学校などでは夜間に利用してもらいたい考えだ。

技術的には既に実用化できるレベルに達している。向こう1~2カ月で実証実験を行い、第三者からの評価を受けた後、本格的に提供する。

明成商会はシステムの販売・提供を担う。9月には販売や貸し出しサービスを開始する方針で、初年度の売上高は2億円を目指す。3年以内に年間売上高を5億円とするのが目標だ。まずシンガポールで提供し、マレーシア、タイ、日本、香港、中国にも広げたいという。

メドクリンは、室内環境で人体に悪影響がない範囲でオゾンを発生させ続ける特許技術「セラフュージョン」を持つ。オゾンを生成することで、空気や家具・壁の表面の細菌やウイルスを死滅させるほか、アレルゲンを変性させることなどができる。

一方のドーグは、追従走行が可能な自動走行車(車いす)や、自動追従運搬ロボットを開発・製造している。1人乗りの自動走行車は、シンガポールのチャンギ空港で利用されている。

明成商会シンガポール支店の片岡氏は「公共空間を清潔に保つための技術は今後何年も必要とされていくだろう。オゾン除菌自動運転システムの活用で社会に貢献したい」と語った。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 医療・医薬品化学その他製造IT・通信

その他記事

すべての文頭を開く

新聞大手SPHが経営切り離し メディアを非営利化、業績悪化で(05/07)

中小企業の業績、回復傾向に=OCBC銀(05/07)

経済開発庁、ベンチャー設立支援策を始動(05/07)

企業庁、アブダビとスマートシティーで提携(05/07)

ミンカブと現地日系、音楽著作権売買で提携(05/07)

ラート、越の風力発電所への出資で契約(05/07)

不動産開発業者の利益率低下、コスト増大で(05/07)

SIAエンジ、海外での事業機会模索(05/07)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン