５月の６空港利用者、96.8％減の34.2万人

タイ空港公社（ＡＯＴ）はこのほど、2020年５月の国内主要６空港の利用者数が、前年同月比96.8％減の34万2,000人だったと発表した。３月末に新型コロナウイルス対策として、政府が発令した非常事態宣言に伴う外国人の入国禁止措置が継続している影響や、５月から一部運航を再開した国内線も本格的な回復に至っておらず、４月に続いて95％以上減少した。

利用者の内訳は国際線が99.4％減の３万8,000人、国内線が93.2％減の30万4,000人。首都バンコク近郊のスワンナプーム国際空港は、98.8％減の５万5,000人。国際線の利用者が99.1％減の３万3,000人、国内線は97.5％減の２万2,000人だった。

ドンムアン空港は94.3％減の19万2,000人。国際線は99.8％減の3,000人、国内線は90.3％減の18万9,000人。

１～５月の国内主要６空港の利用者数は、前年同期比55.4％減の2,747万人。国際線が58.9％減の1,505万人、国内線が50.2％減の1,242万人。