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フジクラ、電線事業の現地子会社を清算

通信ケーブル・電線、電子材料メーカーのフジクラは15日、マレーシアで電線事業を展開する全額出資子会社フジクラ・フェデラルケーブルズ(ペナン州)を清算することを明らかにした。全社的に事業の採算性の見直しを進める中で、将来の成長が見込めないと判断した。

フジクラ・フェデラルケーブルズは1987年設立。日本のプラントメーカーが東南アジアで事業を行う際に、電線を供給する役割を担ってきた。直近の売り上げ規模は数十億円で、非中核事業となっていた。

フジクラの2020年3月期連結決算は、売上高が6,723億円で前期比5.4%減、最終損益が385億円の赤字となった。光ファイバー、FPC(フレキシブルプリント配線板)事業の競争激化や、新型コロナウイルスの感染拡大が影響した。

今後は、光ファイバーの高付加価値化やFPC、自動車用ワイヤハーネス事業の黒字化などに注力していく。伊藤雅彦社長は10日の決算発表で、16年に発表した現行中期経営計画の遂行を中止し、経営体質、事業構造の抜本的改革を図る事業再生フェーズに移行する考えを示した。


関連国・地域: マレーシア日本
関連業種: 自動車・二輪車電機金融IT・通信マクロ・統計・その他経済

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