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《安全》デング熱、自宅待機で7年ぶり高水準

シンガポールでデング熱が多発している。2日時点での今年の感染者数は計9,261人となり、2013年以来7年ぶりの高水準に達した。抗体を持つ人が少ないタイプが流行しているほか、新型コロナウイルス感染症の影響で自宅に待機する人が増えたことが背景にある。

国家環境庁(NEA)が3日発表した声明によると、20年の感染者数は、近年で最も流行した13年の2万2,170人を上回る可能性がある。5月最終週の感染者数は735人で、1週間当たりの感染者数としても7年ぶりの高水準となった。

2日時点で、国内の176カ所でクラスター(感染者の集団)を確認。北東部ウッドレイや東部タンピネスなどの、主に住宅街で発生している。今年に入り、既に12人がデング熱のために亡くなった。ほとんどがクラスターが発生している地区の居住者だ。

感染が多発している背景には、ここ30年間あまり流行していなかった血清型のデング熱の流行がある。抗体を持つ人が少ないため、感染が増加している。

新型コロナウイルスの感染対策として実施された職場や学校の閉鎖措置「サーキットブレーカー」も一因だ。デング熱を媒介するネッタイシマカが活動する日中に、自宅で過ごす人が増えたことから、蚊に刺される人が増加。感染が増えるとともに、ネッタイシマカの繁殖が加速している。

6~10月は例年、ネッタイシマカの繁殖シーズンとなる。環境庁は、水の入った容器を放置するといった蚊を繁殖させる要因を作らないよう呼び掛けている。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

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