ＥＣ利用者、25年に人口の55％に拡大へ

ベトナム政府は18日、2025年までの電子商取引（ＥＣ）の発展計画を承認した。25年にベトナムの人口の55％がＥＣを利用し、１人当たりの利用額が年600米ドル（約６万4,400円）になると想定する。19日付ＶＮエクスプレスが報じた。

計画によると、企業・消費者間取引（ＢｔｏＣ）の売上高が年平均25％増加して25年に350億米ドルに達し、物品・サービス売上高全体の10％を占めると予想。取引額のうちキャッシュレス決済の比率が50％を占め、このうち決済代行サービス事業者の扱い比率を80％にすることや、ＥＣにおける注文と配達のコストを製品価格の10％にすることを目標に設定している。

また、中小企業の半数が会員制交流サイト（ＳＮＳ）を含むオンライン販売を手掛け、40％が携帯アプリを活用することや、電力・水道・通信のサービス企業の70％が電子契約を実施することを目指す。