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豪消費者支出、コロナ前から20%減

オーストラリアでは、新型コロナウイルス感染症の拡大を背景に経済全体の支出が最低水準に落ち込む中、消費者は購入する商品をディスカウント・ブランドなどに切り替えることで、支出を大幅に引き締めている。4月20日~26日の1人当たりの支出総額は、新型コロナの拡大前の水準を約20%下回り、新型コロナ危機が3月頭に始まって以来最も低い数値となった。シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)などが伝えた。

コンサルティング会社アルファベータが開発した、リアルタイムの支出追跡システムによると、娯楽、カフェ、パーソナルケアなどを含む裁量的支出は4月20日~26日に、新型コロナ発生前の通常時から3分の1近く減少したという。また連邦政府による低所得者層向けの一時給付金750豪ドル(約5万1,000円)の効果も薄れているようだ。

アルファベータのディレクター、チャールトン氏は「景気刺激策の効果が薄れ、消費者によるさらなる支出の引き締めに経済がさらされている」と警告した。

米系調査会社イリオンのブライ最高経営責任者(CEO)によると、消費者はこの2週間で節約志向が強まったという。「人々は、ディスカウント・ブランドを活用したり、可能な限り現金を残せるよう奮闘している」と述べた。また「連邦政府は、給与補助金の『ジョブキーパー』が景気を維持するために必要な信頼を消費者に与えることを期待しながら、今後の消費者の動向を注視するだろう」とした。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

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