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地場水産企業、養殖魚の販売サイト立ち上げ

シンガポールの新興水産企業アクアカルチャー・センター・オブ・エクセレンス(ACE)は28日、自社で生産した養殖魚を販売する電子商取引(EC)サイトを立ち上げたと発表した。新型コロナウイルスの感染対策として自宅待機措置が導入される中、自炊需要を取り込むのが狙いだ。

東部チャンギ沖にある自社の浮体式洋上養殖施設「エコ・アーク(Eco-Ark)」で生産した食用魚を消費者に直接販売する企業・消費者間取引(EtoC)サイト「ACE・フィッシュ・マーケット」を開設した。餌に化学物質を使用しておらず、水産用ワクチンも投与していない有機養殖魚になるという。

エコ・アークの養殖魚の年間生産量は166トン。沿岸漁業の年平均漁獲量の約20倍に上る。販売価格は、白身魚グルーパーの切り身が10.80Sドル(約820円)から、シーバスが一匹17.90Sドルからとなっている。

シンガポール政府が今月7日から、新型コロナウイルス対策として職場や学校を閉鎖するサーキットブレーカー措置を導入したのに伴い、飲食店では配達か持ち帰りの販売だけで店内での飲食が禁止されている。自炊する人が増えていることから、自宅まで養殖魚を配達するネット通販で商機を見込む。

シンガポール政府は「30バイ30」と銘打ち、食料自給率を現在の1割未満から2030年までに3割に引き上げる目標を掲げている。新型コロナウイルスの感染拡大で食料安全保障に対する意識が高まる中、ACEは養殖漁業の重要性が今後さらに増すとみている。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 食品・飲料農林・水産IT・通信

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