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新型コロナ検査、民間病院での実施増加

マレーシアでは、新型コロナウイルス感染症のスクリーニング検査を実施する民間病院が増えている。公立病院や自宅での検査から、民間病院の参入で利便性が向上した。7日付マレーシアン・リザーブが伝えた。

地場不動産開発大手サンウエー・グループが、首都クアラルンプール(KL)市内のタマンマルリ地区で運営するサンウエー・メディカル・センター・ベロシティーでは、発熱、せき、呼吸困難、喉の痛みといった新型コロナウイルス感染症の主症状を訴える人のほか、陽性患者との濃厚接触者に検査を呼び掛けている。降車せずに受けられるドライブスルー検査と、予約なしで受診できるウオークインでの検査を提供している。ドライブスルー検査の受診時間は、午前10時~午後2時と午後5~9時で、予約はチャットアプリ「ワッツアップ」を通じて受け付ける。検査費用は360リンギ(約9,000円)。

首都圏ではこのほか、KL市内中心部のプリンスコート・メディカル・センターやパンタイ・ホスピタル・アンパン、スランゴール州のトムソン・ホスピタル・コタダマンサラやシャアラムの経営科学大学(MSU)メディカル・センターなどが、388~650リンギで同様の検査を提供している。

■日本人商工会、感染時の対処説明

マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)は6日、新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合の対処法について会員に通知した。

それによると、感染の疑いがある場合は、最寄りの指定医療機関を受診するか、自宅で検査を受ける。検査ができる病院は、マレーシア保健省のサイト<www.doctoroncall.com.my/coronavirus?lang=en>内のリストで確認できる。

陽性が判明したら、公立の指定医療機関に搬送される。治療は現在、政府系の病院のみとされている。もし症状が重い場合は、公立の指定医療機関を直接受診する。医療機関を受診する場合はマスクを着用し、念のためパスポート、携帯電話、充電器、着替えの持参を推奨している。

現地の指定病院で隔離治療となっても日本への転院はできず、マレーシア国内の指定病院での入院が必要となる。マレーシアの医療は一定水準に達していると見られ、回復率も日本と比較しても高いが、一方で言語や政府系病院の設備など、日本の医療環境との比較で日本人にとっては不安が残るため、日系企業の中では先ずは駐在員の家族から一時帰国させる対応が増えているという。

隔離治療の入院日数は約7~21日間で、退院基準は無症状もしくは検査で3回陰性判定となった場合となる。

保健省のデータによれば、新型コロナウイルス感染症による4日時点の入院数(使用病床)は2,452床。集中治療室(ICU)は300床あり、うち使用中は108床。回復率は26.3%となっている。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 医療・医薬品社会・事件

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