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鴻海の3月売上高、生産回復で前月比6割増

EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業が6日夜発表した3月の連結売上高は、前年同月比7.7%減の3,476億5,424万台湾元(約1兆2,520億円)だった。前年同月比のマイナスは4カ月連続。ただ前月比では59.9%増えた。経済日報などによると、中国工場が復旧したことで売り上げが大きく回復した。

鴻海は先月22日、中国工場の復旧計画を当初の予定よりも2週間早く完了したと発表していた。中国工場の生産回復に加え、米アップル以外のスマートフォンやゲーム機の出荷が増えたことも前月比での伸びにつながった。一方、前年同月比の減収は新型コロナウイルス感染症が影響した。

売り上げの伸び幅を製品の種類別に見ると、前月比ではコンシューマーエレクトロニクス・スマート製品、前年同月比では業務用製品がそれぞれ最も好調だった。

1~3月の売上高は前年同期比12%減の9,296億8,012万元で、同期としては直近6年の最低額となった。前四半期比では47%減。四半期の売上高が1兆元を割り込むのは2017年第3四半期(7~9月)以来。

証券筋は第2四半期(4~6月)について、「運営は回復するが、消費者によるスマホの購買意欲が減退する」として、受注が減る恐れを指摘した。アップルの第5世代(5G)移動通信システム版「iPhone(アイフォーン)」の発売時期が不透明なことも、鴻海にとって悪材料になり得るとみている。

鴻海精密工業の中国子会社、富士康科技集団(広東省深セン市、フォックスコン)は1日、5G版iPhoneの生産に向けて準備を進めていることを明らかにしていた。


関連国・地域: 中国台湾
関連業種: IT・通信マクロ・統計・その他経済

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