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企業の期日内支払い、3年半ぶり低水準

シンガポール商業信用調査所(SCCB)の調べで、取引先に請求された額を期日までに支払ったシンガポール企業の割合が2020年1~3月期に43.20%となり、前期から3.03ポイント低下したことが明らかになった。4四半期連続で悪化し、16年7~9月期以来3年6カ月ぶりの低水準となった。前年同期比では8.5ポイント低下した。

SCCBは請求日の期日までに請求額の5割未満しか払っていない場合を「支払い遅延」、期日までに50~90%を支払った場合を「一部支払い」、期日までに9割以上を支払った場合を「期日内支払い」と規定している。

支払い遅延の割合は、前期比6.05ポイント上昇の45.80%。一部支払いは3.02ポイント低下の11.00%だった。

支払いが遅れた企業を業種別にみると、主要5業種全てで前期を上回った。建設業が4.08ポイント上昇の53.50%と最も多かった。製造業は4.67ポイント上昇の43.80%。石油、化学、木材関連で遅延が目立った。

小売業は2.80ポイント上昇の41.60%だった。アパレル製品や自動車で支払いが遅れた。サービス業は3.77ポイント上昇の43.68%。レクリエーション、ホテル、社会サービスで支払いが遅延した。

シンガポール経済は新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている。SCCBの親会社である米系信用調査会社ダン・アンド・ブラッドストリート(D&B)・シンガポールのオードリー・チア最高経営責任者(CEO)は、「今後数カ月で債務不履行に陥る地場企業が増える」とみている。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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