香港政府、空港で全旅客に健康申告義務

香港政府は６日、香港国際空港（チェクラプコク空港）から入境する全ての旅客に対し、健康申告書の記入を義務付けると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止策を強化する。８日午前０時から実施する。

政府衛生署によると、健康申告義務は、中国本土発の航空便に乗り、香港国際空港に到着した旅客に限定していたが、対象を全旅客に広げる。

また、旅客の利便性とペーパーレス化を目的に導入した電子健康申告の利用対象を、本土到着便の乗客から全ての乗客に拡大する。各航空会社を通じて旅客に申告書を配布し、申告方法を伝達してもらうとした。

また、衛生署衛生防護センター（ＣＨＰ）は香港市民に不要不急の海外旅行を延期するよう呼び掛けた。