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国内最大の浄水場が稼働、水道供給円滑化へ

政治的問題などから計画が遅延していたマレーシア首都圏の新浄水場「クアラランガット第2浄水場(ランガット2)」が21日、一部運転を開始した。マレー半島東海岸部から首都圏に上水を輸送する「パハン・スランゴール導水計画」の一環で、円借款で建設された両州間を結ぶ導水トンネル完成から遅れること5年、ようやく稼働にこぎつけた。国内最大の浄水場となるランガット2の稼働を受け、慢性的な水不足に悩む首都クアラルンプール(KL)周辺の上水道供給の円滑化が期待されている。

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