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靴とネスレ「ミロ」が人気、国内大手ECで

マレーシア人は、靴とスイス系食品大手ネスレの麦芽飲料「ミロ」が好き――。シンガポール系電子商取引(EC)サイト、ショッピー(Shopee)で2019年に購入された品を通じ、このような実像が浮かび上がった。靴とともに靴の収納ボックスもよく購入されている。特に、20~40代の働き盛り世代は、ミロや子ども用紙おむつなどの日用品や収納ケースなどの生活用品をオンラインで購入しているようだ。

マレーメールによると、ショッピーのイアン・ホー地域マネジング・ディレクターは、19年のファッション分野で最も売れた商品は靴だったと明らかにした。ライフスタイル分野で、靴の収納ボックスが首位となったことも、マレーシア人の「靴好き」を裏付けている。中でも、マレー半島東海岸では、女性用のスポーツシューズがよく売れたという。ファッション分野の購入品ランキングでは、これにドレスとズボンが続いた。

マレーシア人の「ネスレ・ミロ」好きは、ECでも健在だ。ミロの粉末パックは日用消費財(FMCG)全体で最も売れた商品となっており、マレー半島中央部および北部では、年間を通じて首位となった。FMCGの購入品で2位は子ども用紙おむつ、次いで口紅だった。EC業者の多くが毎年12月12日に開催する一大セール「12.12」だけで、ショッピーは乳児1人の年間使用量に換算して、1万2,002人分の子ども用紙おむつを販売した。

FMCGの購入者は、主に仕事を持つ20~49歳が中心という。ホー氏は「仕事を持つ大人は、ミロ、洗剤、収納ケース、紙おむつといった生活用品をオンラインで購入する傾向がある」と分析した。一方、50代以上では、健康関連グッズが最も売れている。

■「独身の日」の販売、前年比3倍

ハリラヤ・プアサ(断食明け大祭)や旧正月といった祝祭シーズンに加え、年後半に活発化するEC商戦も販売を後押ししている。

ショッピーは19年の11月11日(独身の日)のセールで、前年同日比3倍となる7,000万点を販売。翌月の「12.12」セールでは、8,000万点を販売した。

国内でECの利用が活発なのは、首都クアラルンプール(KL)に続き、ジョホール、ペナン、スランゴール各州の順となっている。人気検索ワードは、KLが「靴」、ジョホールが「ブラウス」、ペナンが「スマートウオッチ」、スランゴールが「パワーバンク(携帯端末用外付バッテリー・充電器)」だった。

男女別では、女性がブラウス、バッグ、靴、口紅やフェイシャルマスクといったファッション関連品のほか、ペット用品や食品、洗濯洗剤や靴の収納ボックスなどの家庭用品を購入する傾向があった。一方、男性には、ワイヤレスイヤフォンやパワーバンクといったデジタル機器や車のオイルフィルター、Tシャツ、食器用液体洗剤、モップが人気だった。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 食品・飲料繊維IT・通信小売り・卸売り

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