オーストラリアの航空会社格付けサイト「エアライン・レーティングス・ドットコム」が発表した、「世界の航空会社ベスト20」で、上位10社にオーストラリアとニュージーランド(NZ)から3社が入った。1位はNZ航空で、オーストラリアのカンタス航空が4位、ヴァージン・オーストラリアが10位だった。一方、日本の全日本空輸(ANA)は3位に入り、日本航空(JAL)は13位だった。
エアライン・レーティングスは、機材の年数や利用者による評価、利益性、労使関係など12点の基準について評価した。
NZ航空は今回で過去最多となる6度目の1位。エアライン・レーティングスは1位としたNZ航空について、イノベーションに注力している点や、運航の安全性、環境問題への配慮で業界をリードしていることなどを評価したとしている。NZ航空はほかに、プレミアム・エコノミー席の提供で最良との評価を受けた。
4位のカンタスは、国内線サービス部門とラウンジ部門で最良の評価を得ている。同社は、顧客評価では常に1位の評価を受けているという。一方、10位のヴァージン・オーストラリアは、エコノミー席部門で1位となった。キャビンのスペースが他の航空会社よりも広い点が評価された。また、キャビン・アテンダント部門でも1位だった。
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