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新労働協約の賃上げ率、民間部門で再び低下

オーストラリアで今年第2四半期(4~6月)に締結された労働協約における賃上げ率が、民間部門で2.8%となり、第1四半期の2.9%から低下したことが、司法省の統計で明らかになった。労働組合に加入していない非組合労働者による協約の締結が急激に増えており、この傾向が続けば、民間部門の賃上げ率は今後も伸び悩むと予想されている。8日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。