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11月酒類見本市、ジェトロブースは28事業者

酒類の国際見本市「香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・フェア2019」が11月7日から9日まで、香港島・湾仔の香港会議展覧中心(コンベンション・アンド・エキシビションセンター、HKCEC)で開催される。日本貿易振興機構(ジェトロ)が設けるジャパンパビリオンには前回より1社多い28社・団体が出展する予定。香港で人気の日本酒はもちろん、ワインや焼酎、ウイスキーなども売り込み、日本産酒類の販売拡大を図っていく。

香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・フェアは2008年から始まり、今回で12回目。今回は世界20カ国・地域から1,000社・団体が出展し、バイヤー数は73カ国・地域から約1万9,000人が訪れた昨年11月の前回並みを見込んでいる。

開催に先駆け、主催者の香港貿易発展局(HKTDC)は11日に東京都内で記者発表会を開催。出展者の一部が記者向けの試飲会を行った。

HKTDCの日本首席代表、朱耀昌(サイラス・チュー)氏によると、日本食人気などに支えられ、香港の日本酒輸入(金額ベース)は07年以降、国・地域別で米国に次いで世界2位。07年は7億500万円だったのが、18年は37億7,000万円と5倍以上に拡大した。

同見本市での日本産酒類の売り込みを支援するため、ジェトロは12年からジャパンパビリオンを設置。ジェトロ農林水産・食品部の杉野浩史氏によると、前回18年は27社・団体が参加し、1社・団体当たり平均で56件の商談、13件の成約という成果が得られたという。香港開催の見本市は今年、社会的混乱の影響も懸念されているが、杉野氏は「その分、本気度が高いバイヤーが参加する」と期待感を示した。

出展業者のうち、栃木県小山市に本拠を置く西堀酒造は、今年8月に開催されたアジア最大規模の食品見本市「フード・エキスポ2019」に続き、香港で2回目の見本市に臨む。フード・エキスポでは、古代米だけを使用し、白ワインのような味わいと天然の黄金色が特徴の日本酒「愛米魅(アイマイミー)」が注目され、3社からの受注が決まるなど好感触を得た。

今回も愛米魅や同商品を使ったリキュール、地産地消がコンセプトの地酒「門外不出」シリーズを出品する。6代目蔵元の西堀哲也氏は、「酒類のバイヤーだけが集まる今回の見本市で、さらに感触を確かめつつ、受注につなげたい」と強調。また、「日本酒は日本食だけに合うものという固定観念を海外でも払拭(ふっしょく)したい。さまざまな料理と日本酒とのマリアージュを訴えていけるようにしたい」と力を込めた。

日本酒「愛米魅」をPRする西堀酒造の西堀哲也氏(左)=11日、東京(NNA撮影)

日本酒「愛米魅」をPRする西堀酒造の西堀哲也氏(左)=11日、東京(NNA撮影)


関連国・地域: 香港日本
関連業種: 食品・飲料マクロ・統計・その他経済

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